万博国際交流 奈良県はウズベキスタンと

大阪・関西万博に参加する国や地域と継続的に交流する自治体を選ぶ政府の計画に奈良県はシルクロードでゆかりの深い、中央アジアのウズベキスタンと交流することになりました。

「万博国際交流プログラム」は全国の自治体と万博に参加する国や地域との交流を支援する事業で東京オリンピック、パラリンピックで行った「ホストタウン」の万博版の取り組みです。
政府は交流計画の第一弾をことし4月に発表し、このうち奈良県は中央アジアのウズベキスタンと交流を進めることになりました。
奈良県とウズベキスタンのサマルカンド州はシルクロードの要衝として深いつながりがあり、令和3年12月に友好提携を結んでいて、プログラムでは県内で友好交流イベントなどを計画しています。
また、ことし9月に県内の若者を5人程度6泊7日の日程で、サマルカンド州や首都のタシケント市へ派遣し、現地で日本語を学ぶ学生との交流や歴史文化遺産の見学などを行う予定です。
奈良県国際課は「万博をきっかけに次世代を担う若者が異文化交流を通じて国際的な視野を身につけられるようなプログラムにしたい」としています。