葛城 カルガモのひな ことしも神社の堀を元気に泳ぐ

葛城市の神社でカルガモのひなたちが親といっしょに堀で泳ぐ愛らしい姿を見せ、訪れた人たちをなごませています。

葛城市にある調田坐一事尼古神社では毎年この時期、カルガモがやってきて境内の堀の一角に卵を産んで子育てをしています。
ことしも生まれたばかりの8羽のひなが親鳥に寄り添うように堀を泳いだり、水草をついばんだりするかわいらしい姿を見せています。
21日は、近くの幼稚園や小学校に通う子どもたちが見学に訪れ、元気な声で「ひなさん」と呼びかけていました。
幼稚園に通う女の子は「ひなはかわいらしかった」と話していました。
また、小学5年生の男の子は「すくすく元気に育ってほしい」と話していました。
調田坐一事尼古神社の高津和司宮司は「ことしも無事に生まれてくれてほっとしています。ひなの姿を見ると皆さん笑顔になりますので、幸せを持って帰っていただきたい」と話していました。
神社によりますと、カルガモは、数日後には近くの川などに引っ越すということです。