奈良の東大寺 聖武天皇しのび約250人が時代衣装で練り歩く

奈良の東大寺で、寺を建立した聖武天皇をしのぶ行事が行われ、稚児や僧兵などの時代衣装をまとったおよそ250人が境内を練り歩きました。

この行事は、東大寺を建立した聖武天皇の命日にあたる5月2日に毎年、行われています。
2日は、地元の幼稚園児や観光協会の関係者など、およそ250人が、奈良時代から室町時代までの稚児や僧兵などの衣装をまとって、東大寺の大仏殿に続くおよそ800メートルの道のりを練り歩きました。
道中には、大勢の参拝者や観光客が集まり、一行が優雅に歩く姿を写真に収めたり、手を振ったりして楽しんでいました。
このあと大仏殿で法要が営まれ、僧侶がお経を唱える中、参加した人たちは、焼香をして聖武天皇をしのんでいました。