岡寺で境内の池にダリアを浮かべる「華の池」 明日香村

明日香村にある岡寺で、境内の池などにダリアを一面に浮かべる催し「華の池」が27日から始まり、訪れた参拝者を楽しませています。

この「華の池」は明日香村にある岡寺が、県内で春のダリアを栽培している農園から、早く咲いてしまって出荷できないものを活用できないかと相談を受けたのをきっかけに、2015年から毎年、大型連休の時期にあわせて開いています。
ことしも、境内にある池や、参拝の前に手や口を清める手水舎のほか、境内に置かれた20以上の鉢に、赤や紫、それに黄色など色とりどりのダリアおよそ1500輪が浮かべられています。
初日の27日は朝から多くの参拝者が訪れ、隙間なく みなもに浮かんだ華やかなダリアを写真に収めたりゆっくり眺めたりして楽しんでいました。
愛知県豊橋市から訪れた夫婦は「華やかな色合いがとてもすてきで、さわやかな気持ちになりました」と話していました。
岡寺の川俣海雄 副住職は「境内のさまざまなところにダリアがあるので、花をめでつつ仏様にも手を合わせていただいてほっこりした気持ちになってもらいたいです」と話していました。
岡寺の「華の池」は来月(5月)6日まで開かれています。