奈良 春日大社 藤の花が見ごろ

大河ドラマ「光る君へ」に登場する藤原氏ともゆかりの深い藤の花が、奈良市の春日大社で見ごろを迎えています。

春日大社は、奈良時代に称徳天皇の勅命を受けた藤原永手が造営を手がけたことから藤原氏とゆかりの深い神社です。
境内には、藤原氏を象徴する藤の木がそこかしこで見られ、藤の名所としても知られています。
本殿のそばにある樹齢700年をこえる「砂ずりの藤」やおよそ200本の藤が咲き誇る境内の植物園には多くの人が訪れ、花を写真に収めたり、甘い香りが漂う中を散策するなどして楽しんでいました。
春日大社広報の阪本由佳理さんは、「みこのかんざしや灯ろうにも藤の花があしらわれています。歴史のある藤の花を見にこの機会にお参りしてほしいです」と話していました。
春日大社の藤は、今月(4月)いっぱいまで楽しめるということです。