上牧町の消防団員 酒気帯び運転の疑いで逮捕

今月(4月)下旬、上牧町の町道で町内の消防団に所属する50代の団員が酒を飲んで車を運転したとして酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、上牧町消防団に所属する森本英利容疑者(53)です。
警察によりますと森本容疑者は今月21日、町内の町道で酒を飲んで車を運転した酒気帯び運転の疑いが持たれています。
警察は、このほか森本容疑者が酒を飲んだ状態で車を運転すると知りながら、酒を勧めるなどしたとして消防団に所属する南浦正明容疑者(65)と弟の伸二容疑者(60)の2人を酒気帯び運転ほう助の疑いで逮捕しました。
警察によりますと3人は月に一度、屯所で行っている資機材の点検を終えたあと、屯所内で酒を飲んでいたということです。
警察は捜査に支障があるとして、3人の認否を明らかにしていませんが、森本容疑者は調べに対して、「消防団では点検のあと酒を飲んで車で帰ることが常態化していた」という趣旨の話をしているということです。
警察は当時の詳しい状況を調べることにしています。

【上牧町“厳正に対処”】
消防団を管轄する上牧町総務課の丸橋秀行 課長は、「本人から事故翌日に『酒を飲んで事故を起こした』と連絡があり、対応を検討していたところだ。事実確認ができしだい厳正に対処したい」と話しています。