平城宮跡で学生考案のアプリを活用したイベント 5月から実施

奈良市の平城宮跡でスマートフォンのアプリを使ってゲームなどを楽しみながら周遊するイベントが5月から試験的に実施されます。

アプリは生駒市の奈良先端科学技術大学院大学の学生たちで作るグループが去年からおよそ半年かけて開発しました。
子犬のキャラクターと一緒に朱雀門をスタートして大極殿まで平城宮跡の中にある史跡を巡りながらゲームをクリアしていきます。
また、朱雀門の近くにある復元された遣唐使船をスマートフォンの画面の中で実際に動かすことや奈良時代の人たちと会話をしながら当時の暮らしを学ぶこともできます。
参加費は500円でゲームのクリア状況に応じて記念品がもらえるということです。
グループのリーダーの橋本沙知さんは「自分たちの取り組みで歩いてみないと分からない平城宮跡の魅力を伝えていきたいです」と話していました。
イベントは5月1日から7月31日まで試験的に行われます。