空海の命日で法要 奈良の大安寺

平安時代の僧侶、空海の命日とされる21日、ゆかりが深い奈良市の「大安寺」で法要が営まれました。

奈良市の大安寺は、真言宗を開いた空海が一時、別当を務めたとされていて、空海の命日とされるこの日に毎年、法要を営んでいます。
21日は本堂に空海の姿を描いた「御影」が飾られ、僧侶がお経を唱えて供養しました。
境内には護摩壇が設けられ、僧侶がお経を唱えながら、参拝者などの願い事が書かれた木の札を次々と投げ入れました。
本来であれば燃やしてまだ熱い木の札の上を参拝者がはだしで歩く「火渡り」という恒例の行事が行われる予定でしたが、雨天のため中止となり、参拝者はくつをはいたまま護摩壇の周りを歩いて無病息災を祈っていました。
大和高田市から訪れた60代の夫婦は「荘厳な雰囲気で、心が洗われる感じがした。きょうは雨だったのでまた来年も来たい」と話していました。