JR大和路線で列車がオーバーラン 運転士“快速と勘違い”

19日午前、JR大和路線の普通列車が、奈良市の平城山駅で停車位置をおよそ150メートル行き過ぎて止まりました。
乗客およそ20人にけがはなく、運転士は、「快速と勘違いしてブレーキをかけるのを忘れた」と話しているということです。

JR西日本によりますと、19日午前11時半ごろ、JR大和路線の平城山駅で京都行きの6両編成の普通列車が、停車位置から150メートルほど行き過ぎて止まりました。
列車は平城山駅に戻らず、次の京都府木津川市の木津駅で停車しました。
乗客およそ20人にけがはありませんでしたが、この影響で、JR大和路線の上下線は一時、最大26分の遅れが出ました。
JR西日本によりますと、列車を運転していた30代の運転士は、「快速と勘違いしてブレーキをかけるのが遅れた」と話しているということです。
JR西日本は、「お客様に大変なご迷惑とご心配をおかけして申し訳ございません。改めて指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。