高松塚古墳とキトラ古墳の壁画 一般公開の募集開始

明日香村の高松塚古墳とキトラ古墳の国宝の壁画が来月(5月)から一般公開されるのを前に、文化庁は見学希望者の募集を始めました。

明日香村にある高松塚古墳とキトラ古墳の国宝の壁画について、文化庁などは、年に4回、一般に公開しています。
このうち、国宝に指定されてことしで50年になる高松塚古墳の壁画は、来月18日から24日までの日程で公開され、▼飛鳥美人で知られる「女子群像」や▼東の壁に描かれていた方角の守り神の「青龍」や「男子群像」などが公開されます。
また、キトラ古墳の壁画は、来月18日から6月16日までの日程で、▼「青龍」などが描かれた東の壁と▼「白虎」などが描かれた西の壁が公開されます。
いずれも無料で見学できますが、それぞれ事前の申し込みが必要です。
申し込みは各壁画の公開事務局で、今月21日までインターネットか往復はがきで受け付けます。
応募の問い合わせは、▼「高松塚古墳」が06−6281−3040、▼「キトラ古墳」が06−6281−3060です。