土砂崩れ現場付近で作業中の男性 機械に巻き込まれ死亡

去年12月に土砂崩れが発生した奈良県下北山村で現場付近の山の地質を調査していた男性作業員が機械に巻き込まれ、病院に搬送されましたがまもなく死亡が確認されました。

16日午前11時20分ごろ、奈良県下北山村上池原で山の斜面をボーリング調査していた63歳の男性作業員が機械に巻き込まれました。
警察などによりますと男性はおよそ40分後に救出され病院に搬送されましたが、まもなく死亡が確認されたということです。
現場付近では去年12月に土砂崩れが発生し車2台が巻き込まれ1人が死亡していて現在も国道169号線が通行止めとなっています。
事故当時、男性は同僚と2人で土砂崩れ現場からおよそ3キロ離れた場所で足場を組んで山の地質を調べていたということですが同僚がいったんその場を離れおよそ20分後に戻ってくると男性が機械に巻き込まれていたということです。
警察が事故の詳しい原因を調べています。