運行表見落とし欠便 奈良交通に10日間の車両使用停止処分

去年11月、奈良交通の路線バスで運転手が運行表を見落とし1往復を欠便したことについて、近畿運輸局は10日付けで奈良交通をバス2台、のべ10日間の使用停止処分としました。

近畿運輸局によりますと、去年11月、奈良市の西ノ京駅を出発して県総合医療センターへ向かう奈良交通の路線バスで運転手が運行表を見落としたため1往復が欠便となったということです。
このため近畿運輸局は、運行計画に定める業務を行っていなかったとして奈良交通に対し10日付けでバス2台をのべ10日間の使用停止処分としました。
奈良交通によりますと、予備の車両を使用するため路線バスの運行に影響はないということです。
処分について奈良交通は「社員教育の徹底と管理体制の強化を図り、再発防止に全力で取り組みます」とコメントしています。