奈良 東大寺 釈迦の誕生祝う仏生会

釈迦の誕生日とされる8日、奈良市の東大寺では釈迦の像に甘茶をかけて祝う伝統行事「仏生会」が、行われました。

「仏生会」は、釈迦が生まれた日とされる4月8日に毎年行われている伝統行事で、東大寺の大仏殿では、午前8時すぎからおよそ20人の僧侶がお経を唱えて法要を行いました。
大仏殿の前には、つばきやあせびの花などで飾ったお堂が設けられ、生まれたばかりの釈迦をあらわした金色の小さな像が置かれました。
参拝に訪れた人たちは、釈迦が誕生した時に甘露の雨が降り注いだという言い伝えにちなんで、釈迦の像にひしゃくで甘茶を注いで、静かに手を合わせていました。
ことしは、新型コロナの影響で中止されていた参拝者への甘茶のふるまいが5年ぶりに再開され、訪れた人たちは久しぶりの甘茶を味わっていました。
横浜市から来た60代の女性は「初めて仏生会に参加しましたが、荘厳で、よい気が流れているような気がして、すがすがしい気分になりました」と話していました。
また、三宅町の50代の男性は「甘茶をかけるのは小学生ぶりで懐かしかった。甘茶の味も懐かしく、思い出していました」と話していました。