奈良県警察本部の新しい本部長に宮西健至氏が着任

奈良県警察本部の新しい本部長に着任した宮西健至氏が会見し、「緊急事態への対応など、課題に的確に対応していきたい」と抱負を述べました。

宮西本部長は、鳥取県出身の53歳。
平成7年に警察庁に入り、▼沖縄県警察本部の捜査第2課長や▼三重県警察本部の警務部長、▼警察庁警備局のサイバー攻撃対策室長などを歴任し、29日付けで奈良県警察本部の本部長に着任しました。
29日の記者会見で、宮西本部長は、「子どもや高齢者といった社会的に弱い立場の人に寄り添うとともに、テロや大規模災害など緊急事態に対しても対応が求められる。課題に的確に対応していくため、関係機関と連携しながら取り組みたい。また、変化する社会情勢に対応するため、情報技術などの新しい技術に的確に取り組みたい」と抱負を述べました。
また、奈良県の印象については、「神社仏閣を訪れたとき、奈良の歴史を感じた。巡りきれていない寺社もあるので、休日を利用して改めて訪れたい」と話していました。