大和郡山市 企画政策課に「大河ドラマ2026係」設置へ

再来年(2026年)放送されるNHKの大河ドラマが、大和郡山市ゆかりの豊臣秀長に決まったことを受け、市は来月(4月)1日からドラマに関連した町作りや観光客の受け入れなどを担う新たな係の設置を決めました。

再来年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」は兄の秀吉を支え現在の大和郡山市にある郡山城の城主をつとめた豊臣秀長が主人公で、市では観光の活性化に期待を寄せています。
21日の定例会見で上田清市長はドラマ化について「まさか実現すると思わなかったので感激している」と述べました。
そのうえで、来月1日から市の企画政策課に「大河ドラマ2026係」を新たに設置することを明らかにしました。
当面、職員3人体制でドラマをきっかけにしたイベントや町作り、それに観光客の受け入れに向けた準備を進めていくということです。
上田市長は「秀長の時代に作られた、いまも残る大和郡山の町並みの魅力などを発信するとともに、地域経済の活性化につながるよう取り組んでいきたい」と述べました。