県警巡査部長 交番勤務中ゲーム機で遊ぶ 本部長注意の処分

奈良県警の40代の巡査部長が、天理市の交番で勤務中にゲーム機を持ち込みテレビに接続して遊んでいたとして、本部長注意の処分を受けていたことが捜査関係者への取材で分かりました。

本部長注意の処分を受けたのは、奈良県の天理警察署山の辺交番に勤務する40代の男性巡査部長です。
捜査関係者によりますと、巡査部長は去年11月から2月にかけて私物のゲーム機「ニンテンドースイッチ」を交番に持ち込み、1人で勤務している時に休憩室に置かれたテレビに接続しておよそ10回にわたって遊んでいたということです。
2月1日、県警本部が抜き打ちで交番を点検した際、ゲーム機を見つけ勤務中だった巡査部長に事情を聞いたところ、ゲームで遊んでいたことを認めたということです。
巡査部長は、世界中のプレーヤーとオンラインで一緒にプレーできる人気のシューティングゲームで遊んでいて、私物のスマートフォンを利用してオンラインに接続していました。
巡査部長は調査に対して「今後、気持ちを改めて仕事にまい進していきたい」と話しているということです。
奈良県警察本部監察課は「職員の指導を徹底し再発防止に努めていく」とコメントしています。