奈良交通 創立80周年記念でラッピングバスの運行始める

奈良交通は、創立80周年を記念して、シカや大仏などがデザインされたラッピングバスの運行を8日から始めました。

バス会社の奈良交通は、去年(令和5年)7月、創立から80年を迎え、これを記念して8日から奈良市内などでラッピングバスの運行を始めました。
ラッピングバスのデザインは、大阪公立大学2年の谷口奈未さんが、「みらいの奈良」というテーマで考案したもので、8日、奈良市内で除幕式が行われました。
車体にはシカの横顔と大きなツノのほか、東大寺の大仏などが描かれていて、除幕式で谷口さんは、「奈良の未来が大きく広がることを表現し、希望のある明るい未来をデザインしました」と述べました。
この後、バスは谷口さんや奈良交通の職員などを乗せて市内を運行しました。
このラッピングバスは、奈良市内などを運行する通常の路線バスとして運行されます。
奈良交通の広報担当、大川真由子さんは、「県内に住む人や観光で訪れた人たちに、このバスをみて温かい気持ちになっていただきたいです」と話していました。