B2 バンビシャス 降格回避に向けネットなどで資金集めへ

プロバスケットボール、Bリーグの2部、B2のバンビシャス奈良は、今シーズンの決算が3シーズン連続の赤字となる見込みで、B2ライセンスの条件を満たせないとしてクラウドファンディングなどで資金を集めることにしました。

26日、バンビシャス奈良は奈良市内で記者会見を開き、加藤真治社長が経営状況について説明しました。
このなかでバンビシャス奈良は今シーズンの決算が3シーズン連続の赤字となる見込みで、このままではB2ライセンスの条件を満たすことができず、チームの成績にかかわらずB3に降格してしまう状況であることを明らかにしました。
ただ来月(3月)末までにおよそ4000万円を集めることができれば赤字を解消できるとして、加藤社長は来月1日から26日までインターネット上で資金を募るクラウドファンディングを行ったりスポンサーに追加の融資を呼びかけたりして窮地を乗り切りたいとしています。
加藤社長は会見のあと、「赤字が続く状況については非常に責任を感じており、応援してくれている皆様に申し訳ない気持ちだ。企業を始め、個人のファンの皆様もご協力をお願いしたい」と話していました。