大阪・関西万博を前に 駐日大使らに奈良の魅力紹介するツアー

大阪・関西万博を前に 駐日大使らに奈良の魅力紹介するツアー

大阪・関西万博が来年開催されるのを前に、海外の人たちに関西への理解を深めてもらおうと駐日大使らに県内の魅力を紹介するツアーが行われました。

このツアーは大阪・関西万博を前に関西への理解を深めてもらおうと関西広域連合と外務省が行ったものでギリシャやセネガルなど10か国の駐日大使らが参加しました。
参加者はまず、桜井市の大神神社を訪れ、神職から神社の歴史やまつられている神などについて説明を受け、拝殿で参拝しました。
続いて訪れた同じく桜井市にある農業や食などについて学ぶ県立の専修学校では、柿や大和茶など、奈良の特産品について説明を受けたあと、学生が栽培した奈良で開発された3種類のイチゴを試食し、その甘さに驚いていました。
このあと1年生の調理実習を見学し、食材の産地や卒業後の進路などを学生に質問して交流を深めていました。
一行は31日は、大阪・堺市を訪れることになっています。
ヨルダン大使館のリーナ・アンナーブ 特命全権大使は「奈良は歴史も深く、さまざまな文化や遺産があるすばらしいところだ。日本にはオーバーツーリズムの問題もあるので、今回訪れた場所にも観光のポテンシャルがあるということを発信していきたい」と話していました。