明日香村 いちごの観光農園 開園式 園児が収穫体験

奈良県明日香村で、県特産のいちごの収穫を体験できる観光農園の開園式が行われ、地元の子どもたちがいちご狩りを楽しみました。

明日香村では毎年、ハウスでいちごを栽培する1月から5月にかけて地元の農家が共同で観光農園を運営していて、10日は地元の幼稚園児およそ20人が出席して開園式が行われました。
農園で収穫できるのは粒が大きく、甘みが強い「あすかルビー」という奈良県特産の品種で、子どもたちは式の後、農家から摘み取り方を教わり、赤く色づいた大きないちごをほおばって「甘い」とか「おいしい」などと言いながら笑顔を見せていました。
中には「あと1000個は食べたい」と元気に話す園児もいました。
観光農園「あすかいちご狩りパーク」の石田裕彦 会長は「去年の秋は暑かったので生育が全体的に遅れましたが、ジューシーで食べやすい実がたくさんできあがりました。ぜひ食べに来てもらいたい」と話していました。
観光農園での収穫体験は事前予約が必要で、ことしは5月26日まで行われる予定だということです。