日韓の高校生が交流授業 ホテルの接客を英語で模擬体験 奈良

奈良市の高校生が県内を訪れている韓国の高校生と交流する授業が行われ、生徒たちがホテルの接客を英語で模擬体験しました。

奈良市の奈良商工高校では昨年度に「観光科」を設け、生徒たちが県内の観光資源を学ぶほか、外国人観光客に対応するための英語力を身につける授業を行っています。
21日は、観光科の2年生の生徒たちが研修旅行で県内を訪れている韓国の高校生8人と英語の授業でホテルの接客を模擬体験しました。
生徒たちはホテルのコンシェルジュ役と宿泊客役に分かれて、英語でホテルから奈良公園までの道案内や電車の料金などを伝えていました。
韓国の高校生は、日本語を学んでいるということで、発音がわからないところは日本語を交えて教え合っていました。
観光科2年の女子生徒は、「将来は旅行会社で働きたいと思っている。交流した韓国の生徒は英語だけでなく日本語も話せていたので、私も英語と韓国語を話せるようになりたい」と話していました。
韓国の高校生は「まじで緊張したけど楽しかった。これまで勉強してきた日本語が通じてうれしかった」と話していました。