防火を呼びかけている幼稚園児に消防が感謝伝える 生駒
9日から秋の全国火災予防運動が始まりました。
生駒市で、日頃から防火を呼びかけている地元の幼稚園児たちに、消防から感謝が伝えられました。
生駒市のエンゼル幼稚園は、30年近くにわたってパレードやイベントなどで防火を呼びかけていて、10日は、地元の消防本部で日頃の活動に感謝を伝える式典が開かれました。
式には、はっぴを着た園児19人が出席し、「僕たち、私たちは絶対に火遊びをしません」と元気にあいさつすると、生駒市消防本部の川端信一郎消防長が、「みんなの活動が防火につながっているので、これからもよろしくお願いします」と伝えました。
そして、園児たち一人一人に「がんばったで賞」と記された賞状が手渡されました。
このあと、園児たちは、消防服を着て消防車といっしょに記念撮影を行っていました。
男の子は、「火事が起きたら、扉を開けてすぐに家の外に出ます」と話していました。
また、女の子は、「火で遊びません」と話していました。
生駒市消防本部予防課の佐々木一智課長は、「これからも子どもたちに火の怖さを伝えて火事を減らしたい。この時期は火災が起こりやすいので、十分注意してほしい」と話していました。