奈良 橿原市長選告示 現職と元市長の2人が立候補

任期満了に伴う橿原市の市長選挙が、15日告示され、現職と元市長の2人が立候補しました。

橿原市長選挙に立候補したのは、届け出順に、
▼日本維新の会の元橿原市長の森下豊氏(65)
▼無所属の現職で自民党が推薦する亀田忠彦氏(51)
以上の2人です。

2期目を目指す現職に元市長が挑む構図で、前回・4年前の選挙と同じ顔ぶれでの争いとなりました。
2人は届け出を済ませたあと、街頭で有権者に支持を呼びかけました。
▽森下氏は、「いまの橿原市政は混迷を極めていて、もう一度みんなと一緒になって市政に取り組もうという思いで立候補した。必ず橿原市を復活させ、みなさんが誇りの持てる町に立て直したい」と訴えました。
▽亀田氏は、「子育てや教育の環境の充実、それに高齢者が切実に訴えているサービスにもっとお金を投じていくことが橿原市の大きな発展につながると思う。私は改革を断行しないといけない」と訴えました。
選挙戦では、▽老朽化で解体が決まっている市役所本庁舎の整備のあり方や▽子育て世帯への支援策などをめぐって、論戦が交わされる見通しです。
橿原市長選挙は、今月(10月)22日に投票が行われ、即日開票されます。
また、16日から市内2か所で期日前投票が始まり、会場の▼市役所分庁舎は今月21日の土曜日まで、▼イオンモール橿原は今月20日の金曜日まで行われています。