人気のスケートボード 奈良市に専用の施設がオープン

スケートボード人気の高まりを受けて、奈良市が整備を進めてきた専用のスケートボード場が24日、オープンし、記念の式典が行われました。

このスケートボード場は、奈良市が鴻ノ池運動公園の2000平方メートルの敷地に、およそ1億2000万円をかけて整備しました。
24日は、オープン記念の式典が開かれ、奈良市の仲川市長があいさつしたあと、来年のパリオリンピック出場を目指す大和郡山市の中学生、中島野々花さんなどがデモンストレーションを行いました。
この施設は、初心者から上級者までレベルに合わせて楽しめるよう4つのエリアに分けられていて、上級者向けのエリアには、競技で使う階段や手すりなども備えられています。
入場は有料で、利用時間は、水曜日と年末年始を除く午前9時から午後5時までですが、夜間用の照明を整備して11月からは夜9時まで利用できるようになる予定だということです。
また、市の委託を受けた団体の職員が常駐して、安全管理に当たるということです。
奈良市の仲川市長は「奈良市は、若者が集まる施設が少なかったが、この施設を活用して若者など多くの市民にスポーツを楽しんでもらいたい」と話していました。