発見から40年 明日香村のキトラ古墳壁画の見学者募集

40年前に発見された、飛鳥時代に描かれたとされる明日香村のキトラ古墳の壁画について文化庁は、来月(10月)から公開することにしていて、見学希望者を募集しています。

キトラ古墳は、明日香村にある飛鳥時代の古墳で、昭和58年11月7日に内部の石室の壁に極彩色の壁画が描かれているのが見つかり4年前に国宝に指定されました。
壁画は現在、村にある専用の施設で保管され、年に4回、一般公開が行われています。
発見から40年となる今回は、一番最初に発見された北の方角の守り神の「玄武」の壁画が、来月14日から11月12日までの30日間、公開されます。
また、同じ極彩色の国宝の壁画で知られる高松塚古墳の「玄武」などの壁画も、来月14日から20日まで明日香村の別の施設で公開されます。
いずれも見学は無料で、それぞれの事務局で事前の申し込みをインターネットか往復はがきで今月(9月)17日まで受け付けています。
問い合わせは、▼キトラ古墳が06ー6281ー3060、▼高松塚古墳が06ー6281−3040です。