動物の人形使い命の大切さ伝える授業 高取町

高取町の小学校で、動物公園の職員が手作りの動物の人形などを使って子どもたちに命の大切さを伝える出前授業が行われました。

この授業は、子どもたちに命の大切さを知ってもらおうと、宇陀市の動物公園、うだ・アニマルパークが県内の小学校を巡回して行っているものです。
7日は高取町にある、たかむち小学校の1年生の教室で授業が行われ、アニマルパークの職員が犬やニワトリの手作りの人形を使って優しい気持ちで動物に接してほしいと伝えました。
そして、心臓の音を聞くことができる機械を使って、「ひとりひとりリズムが違うけれども生きていることがわかる音です」と話していました。
最後に職員が「人もペットや家畜、野生動物もみんな同じ命です。大切にしてほしいです」と子どもたちに呼びかけていました。
1年生の女子児童は「心臓の音がみんな違った。授業は楽しかった」と話していました。
うだ・アニマルパークの桂木謙一さんは「1人でも多くの子どもたちに授業を受けてもらって、自分だけでなくほかの人や動物の命を大切にしてほしい」と話していました。