上牧町 障害者手帳の情報 別人のマイナンバーひも付けるミス

奈良県は、障害者手帳の情報に誤って別人のマイナンバーをひも付けられるミスが上牧町で新たに1件確認されたと発表しました。
町では同様のミスが確認されていて、県はシステムの改修を検討しています。

マイナンバーには障害者手帳の情報がひも付けられていますが、奈良県によりますと、去年(令和4年)10月に交付した手帳について、別人のマイナンバーを誤ってひも付けていたケースが新たに1件見つかったということです。
障害者手帳の申請を受け付けた上牧町の職員が、住民基本台帳ネットワークを使って情報を確認した際に、誤って別の町民のマイナンバーを申請書に記入していたということです。
町ではことし6月にも同様のケースが見つかり、すべての申請書類を確認したところ、新たにミスが見つかったということです。
上牧町は「関係者の皆さまにご迷惑をおかけしました。今後このようなことがないよう確認を徹底し、町民の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
県障害福祉課は「個人が特定できる情報の流出はなかった」としたうえで、同じマイナンバーが登録できないようシステムの改修を検討しているということです。