奈良県 が「Vチューバー」導入へ キャラクターデザイン募集

奈良県は、県の取り組みを若い世代に広く紹介するため、仮想空間で活動する「バーチャルユーチューバー」を導入することになり、キャラクターのデザインを一般から募集しています。

「バーチャルユーチューバー」=「Vチューバー」は動画投稿サイト「You Tube」などで情報を発信する仮想のキャラクターです。
自治体が活用するケースも増えていて、茨城県では県公認の「Vチューバー」が登場する動画サイトのチャンネル登録数がおよそ16万人に上るなど、新たな広報の手法として注目を集めています。
奈良県も動画サイトで情報発信を行っていますが、チャンネル登録は1500人ほどにとどまっているため、県はこのほど新たに「Vチューバー」を導入し、そのキャラクターのデザインを一般から募集しています。
締め切りは、8月13日で国内在住であればプロ、アマ問わず応募でき、▼奈良県をイメージできる要素が含まれていることや▼カタカナの「ナ」を図案化した奈良県のマーク、県章を取り入れることなどが条件となっています。
集まったデザインは選考委員会で絞り込んだあと、9月に県民投票でグランプリを決定し、11月中に公表し、同時に愛称も募集するということです。
県広報広聴課では「みんなに親しまれるキャラクターとして活動してもらえるようなデザインを寄せてほしい」と話しています。