夏のレジャー 山や川などでの事故防止を呼びかけ 大和郡山

本格的な夏のレジャーシーズンに入り、山や川などでの事故を防ごうと、大和郡山市のショッピングモールで警察官が買い物中の親子連れに注意を呼びかけました。

この取り組みは大和郡山市の警察署が市内のショッピングモールで行いました。
会場では警察官が▼登山の前には必ず登山届を提出することや、▼けがをした時の応急処置の方法などがかかれたチラシを買い物中の親子連れに手渡して注意を呼びかけました。
また、川で遊ぶ際には、▼天気や水位の変化に気をつけることや、▼救命胴衣を着用することなどを記したパネルも設置され、訪れた人たちが確認していました。
警察によりますと、県内ではことしに入って、▼山岳遭難は30件にのぼっているほか、▼水難事故は2件発生しているということです。
子どもと一緒に海に行くという父親は「海では子どもから目を離さないよう気をつけたい」と話していました。
家族でプールに行くという男の子は「救命胴衣のベルトを正しく着用しなかったら溺れてしまうので、ちゃんとベルトをつける」と話していました。
郡山警察署の岩本博義 地域課長は「山では自分の経験や体力に合ったルートを考えて安全に登山を行い、飲酒して水に入らないなど、基本的なルールを守って安全に夏のレジャーを楽しんでもらいたい」と話していました。