橿原市 公用車1台を車検切れのまま1か月近く使用

橿原市で、市の公用車を車検が切れたまま1か月近く使用していたことがわかり、市は今後、車両管理の担当を明確に決めて管理を徹底するとしています。

橿原市によりますと車検が切れていたのは、こども未来課が業務で使用している軽自動車1台で、24日、職員がこの車を運転した後に車に貼られている車検のステッカーの有効期限が過ぎていることに気づいたということです。
職員が車検証を確認したところ、先月(6月)28日で車検の期限が切れていたということで、市によりますと、およそ1か月の間、21回、あわせて270キロ以上、使用されていましたが、事故やトラブルはなかったということです。
市では車両の使用を中止して8月中には車検に出す予定だということです。
市によりますと、通常は車両を管理する職員を決めておきますが、今年度は担当を明確に決めていなかっため、車検の期限の確認が漏れてしまったということです。
橿原市こども未来課は「今後は担当を明確に決めた上で乗車前に点検を徹底していきたい」とコメントしています。