金魚のまち大和郡山で子どもたちに飼い方教室

全国有数の金魚の産地、奈良県大和郡山市で、夏休み中の子どもたちが金魚の飼い方などについて学ぶ催しが開かれました。

大和郡山市は、年間およそ5000万匹の金魚を出荷する全国でも有数の生産地です。
この催しは、子どもたちに地域の歴史や産業について知ってもらおうと開かれ、市内のショッピングモールには、およそ30人の親子連れが集まりました。
23日は、金魚の知識に精通した「金魚マイスター」として市から認定された人が講師を務め、この地域にはおよそ300年前に金魚が持ち込まれ、ため池が多く、水が豊富だったことで生産が盛んになったという金魚にまつわる歴史を説明しました。
また、金魚を飼うときの注意点として、▼水道水を使うときはくんでから1日ほどおいたものを使うことや、▼水が汚れないようエサは少しずつ与えることなどを教えていました。
そして、最後に参加者に金魚がプレゼントされ、子どもたちにはうれしそうに受け取っていました。
地元に住む6歳の男の子は「金魚が大好きです。もらった金魚はやさしく育てたい」と話していました。