奈良市議会自民党系会派が分裂 知事選候補者応援対応など原因

奈良市議会の自民党系の会派が、およそ10年ぶりに2つの会派に分裂しました。

分裂したのは、奈良市議会の自民党系の会派で、10人の議員が所属していた「自民党・結の会」です。
自民党の公認や推薦で当選した議員が、平成25年に発足させた会派の流れをくむもので、10年ほど1つの会派として活動してきました。
関係者によりますと、▼先月、行われた知事選挙の候補者応援や、▼火葬場の用地取得などに絡む和解案への対応をめぐり、賛否が分かれたことなどが分裂の原因だということです。
新たな会派の名称は、▼無所属の議員1人を加え6人の議員が所属する「自民党・無所属の会」と、▼5人の議員が所属する「自由民主党奈良市議会」になりました。