奈良 中小企業の合同入社式 17企業の新入社員40人が出席

この春、奈良県内の中小企業に就職した新入社員の門出を祝おうと、奈良市で合同の入社式が開かれました。

合同入社式は、奈良県内の中小企業の経営者などでつくる「奈良県中小企業家同友会」が毎年開いていて、会場の奈良市のホテルには17の企業の新入社員あわせて40人が出席しました。
式では、新入社員ひとりひとりの名前が読み上げられたあと、イベント会社に勤めて2年目になる長坂柚海さんが「皆さんは伸びしろしかありません。絶対できると信じてやり続ければ必ずできます。会社は違っても同期の仲間を大事にして働いていってほしい」と後輩たちを励ましました。
これに対して、飲食チェーンの新入社員の末藤直哉さんが「さまざまな不安やつらいこともありますが、お客様に喜んでもらうと自分もうれしくなります。これからいろいろ失敗して迷惑をかけると思いますが、温かく見守りながらも厳しい指導をお願いします」と決意を述べました。
11日の式を開いた同友会では、新入社員を支えるために半年後に合同研修を行い、社外の同期と交流を深めてもらうことにしています。