橿原市の男性 SNSを通じた投資詐欺で1500万円余の被害
橿原市の40代の男性が、SNSを通じて投資話をもちかけられる手口で1500万円余りをだまし取られ、警察は、詐欺の疑いで捜査するとともに、SNSなどを通じたもうけ話の勧誘に注意するよう呼びかけています。
警察によりますと、去年11月、橿原市の40代の飲食店経営の男性のスマートフォンに、通信アプリ「LINE」で、FX投資などについてやり取りしているグループへの招待が届きました。
男性がこのグループに参加したところ、「投資のアドバイスを受けてもうけを出すことができる」などと話を持ちかけられ、先月(2月)までに指定された銀行口座に7回にわたって合わせて現金1580万円を振り込んだということです。
男性がお金を引き出そうとしたところ、さらにお金の振り込みを求められたため、だまされたことに気づき警察に被害届を提出したということです。
警察は、詐欺事件として捜査するとともに、SNSなどを通じた知らない人からのもうけ話の勧誘は詐欺の可能性が高いとして、家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。