奈良県議会 開会 総額5300億円余の新年度予算案など提案

奈良県の2月定例議会が17日開会し、一般会計の総額で5300億円余りにのぼる新年度・令和5年度の予算案などが提案されました。

県議会の2月定例会は17日開会し、一般会計の総額で5329億円余りにのぼる新年度予算案など合わせて53の議案が提出されました。
新年度予算案には、リニア中央新幹線の「奈良市附近駅」の位置やルート、それに、新駅周辺のまちづくりに関する調査・検討費のほか、五條市に整備される大規模な防災拠点の工事費などが盛り込まれています。
また、新型コロナ対策や地域のデジタル化を進める費用などを盛り込んだ、一般会計の総額で364億円余りの今年度の補正予算案も提案されました。
荒井知事は、予算案の提案に際し、「いま奈良県には発展につながる大きな波が到来している。これまでの取り組みの成果を踏まえ戦略を練り上げ全力で実行していきたい」と述べました。
県の2月定例議会は来月(3月)16日までの日程で開かれます。