「ならコープ」サイバー攻撃対象には組合員の個人情報も
生活協同組合「ならコープ」は、去年10月にサイバー攻撃を受けたデータに、48万人あまりの組合員などの個人情報が含まれていたことを発表しました。
今のところ、流出や悪用は確認されていないということで、「ならコープ」は、対象の人たちに経緯などを知らせることにしています。
「ならコープ」は去年10月、サイバー攻撃を受けてシステムに障害が発生し、一部で注文や配達ができない状態になりました。
攻撃によって暗号化され、復元できなくなったデータに何が含まれているか、調査したところ、脱退済みの組合員含めて48万9000人余りの名前や住所、引きおとし口座などの個人情報が含まれていることがわかったということです。
これまでのところ、個人情報の流出や悪用は確認されていませんが、漏えいの可能性を完全には否定できないことから、「ならコープ」は、ホームページやダイレクトメールなどを使って、対象の人たちに経緯などを知らせることにしています。
「ならコープ」は、「悪用されるおそれは限りなく低いと思うが、多大なご迷惑とご心配をおかけしたことをおわびします」としています。
「ならコープ」は、今回の件に関して問い合わせの窓口を設けています。
電話番号は0120−911ー922で、19日から29日までは毎日、30日以降は月曜から金曜、午前9時から午後6時まで、相談を受け付けることにしています。