橿原神宮 初詣で訪れた人 過去最多 コロナ禍前の水準上回る

3年ぶりに行動制限のない年末年始となったことし、橿原市の橿原神宮を初詣で訪れた人は、コロナ禍前の水準を上回り過去最多となりました。

橿原神宮によりますと、去年の大みそかから3日までに初詣に訪れた人は、あわせて129万人でした。
これは去年(令和4年)より30万人近く増えたほか、新型コロナウイルスの感染が広がる3年前(令和2年)の121万人を上回り、過去最多となりました。
また、奈良市の春日大社でも正月三が日で29万5000人が訪れ、去年より6万人ほど増えました。
過去最多となった要因について橿原神宮は「3年ぶりの行動制限のない年末年始で、久しぶりに帰省した人やこれまで初詣を控えていた人などが多く訪れたのではないか。広い境内で密になるおそれが少ないことや期間中の天気が比較的よかったことなども増加につながったと考えられる」と分析しています。