斑鳩町の国の史跡 藤ノ木古墳の石室 3年ぶりに公開

斑鳩町にある国の史跡、藤ノ木古墳の石室が3年ぶりに公開され、多くの人が訪れました。

国の史跡、藤ノ木古墳は6世紀後半に造られたとみられる直径50メートルほどの円墳で、発掘調査では、金メッキが施された豪華な馬具やガラス玉で装飾された刀剣などの副葬品が出土しています。
斑鳩町では、例年、春と秋に石室の内部を特別に公開してきましたが、おととしと去年は、新型コロナの影響で休止となり、12日、3年ぶりに公開されました。
訪れた人は、初めに、町の担当者から古墳に葬られている人については、皇族や地元の豪族など諸説あって、定まっていないことなどの説明を受けていました。
その後、全長14メートルほどの石室の中に入り、魔よけのために朱色に塗られた石のひつぎを、間近でじっくりと眺めていました。
東京・八王子市から訪れた70代の男性は「去年、来たときは周りを見て帰っただけなので、今回は内部を見ることができて幸運でした。朱が残っているのが非常に印象的でした」と話していました。
今回の公開は、12日と13日の2日間、事前に予約したおよそ400人に限定して行われているということです。