地域を越えて活性化のワークショップ 小田急電鉄と下北山村

首都圏でまちづくり事業などに取り組む大手私鉄の小田急電鉄が、地域住民の生活を豊かにできないかと、県南部の下北山村で役場の職員らとワークショップを開きました。

このワークショップは、小田急電鉄の元社員が下北山村にUターンし、役場の職員となったのがきっかけで開かれたもので、小田急の社員や村の職員ら18人が、28日までの3日間、互いの生い立ちや経験などを語り合い交流を深めました。
今回のワークショップについて村では、役場の職員たちが、過疎化が進む村の課題や政策を検討するためのきっかけになればと考えています。
小田急の元社員で下北山村地域振興課の上平俊さんは、「企業関係者からの多様な意見も取り入れて、この村がよい村であり続けるための考えをまとめられた。参加者のネットワークも生かしていきたい」と話していました。
一方の小田急は、運輸事業の業績が厳しさを増すなか、沿線にこだわらない地域の住民の生活を豊かにする事業に新たに乗り出していて、このワークショップもそうした取り組みの一環と位置づけています。
事業のチーフプロデューサーを務める阪川尚さんは、「暮らしを豊かにするサービスを提供する会社として、人材や組織の育成にも取り組もうと考えた。そうした取り組みが地域のためになれば」と話していました。
小田急電鉄では、こうしたワークショップを各地で開いていきたいとしています。