奈良県 感染者全数把握見直しでフォローアップセンター新設へ

新型コロナの感染者数の把握方法が全国一律で見直されることを受けて、奈良県は感染者の健康状態などを確認するセンターを新たに設置し、すべての感染者に対し、積極的な支援が行える体制を整えることにしました。

これは21日、奈良県の荒井知事が定例の記者会見の中で明らかにしたものです。
新型コロナの感染者をめぐって、政府は今月26日から全国一律に全数把握を見直し、詳しい報告を65歳以上の高齢者や入院を要する人など重症化リスクの高い人に限定します。
これについて荒井知事は「詳細な発生届の対象にならない人のアフターケアを遺漏ないようにすることは、われわれの極めて重要な役割だ」と述べて、自宅療養者や届け出の対象にならない人たちの健康状態などを確認する「フォローアップセンター」を新たに設けると発表しました。
このセンターでは、医療機関から届け出対象以外の受診者の氏名や年齢、連絡先などの報告を受け、その内容をもとにパルスオキシメーターなどを送ったり、生活支援の希望の有無を確認したりするなど、すべての感染者に対して、積極的な支援が行える体制を整えるということです。
また、県ではオミクロン株に対応したワクチンについて、従来のワクチンで2回目までを終えた12歳以上のすべての人を対象に接種ができるような体制を整備することを決めました。
ワクチンはおよそ35万回分が届く予定で、来月下旬以降、広域接種会場を設置するなどして対応するということです。