奈良 新型コロナ 過去最多3104人感染 初の3000人超

奈良県の19日の新型コロナウイルスの新規感染者数は3104人で、1日に確認された感染者数としてはこれまでで最も多くなりました。
また、新たに院内感染した高齢者など、合わせて5人の死亡が発表されました。

奈良県と奈良市によりますと、19日、県内で新たに確認された新型コロナの感染者数は3104人で、1日に確認された感染者数としては、8月13日の2410人を大幅に上回り、初めて3000人を超えてこれまでで最も多くなりました。
また、新たに、▼奈良市の90代の女性と80代の男性、▼大淀町の90代の男性と60代の男性、▼上牧町の80代の男性の合わせて5人の死亡が発表されました。
このうち、大淀町と上牧町の合わせて3人は、医療機関に入院中に院内で感染していたということです。
また、奈良市の80代の男性は、自宅での療養を希望していたため感染判明後も自宅で療養を続け、亡くなったということです。
このほか、▼障害福祉施設3か所のほか、▼すでにクラスターが発生していた病院1か所の別の病棟と、▼病院3か所の合わせて7か所で、新たにクラスターが発生したと発表されました。
▼これまでに県内で感染した人は16万7361人。
▼入院している人は18日より5人減って345人。
▼このうち重症の人は18日より2人減って12人です。
▼また、これまでに亡くなった人は447人になっています。
医療機関の状況です。
▼病床の使用率は64%。
▼重症者用の病床の使用率は33%。
▼無症状や軽症の患者を受け入れる宿泊療養施設の使用率は29%となっています。
▼入院・入所待ちや自宅療養の人は、前の日より1828人増えて4万35人です。

【年代別・居住地別】。
年代別の感染状況です。
10歳未満が369人、10代が369人、20代が432人、30代が423人、40代が479人、50代が437人、60代が277人、70代が184人、80代が90人、90代が43人、100歳以上が1人になっています。
続いて、居住地別です。
奈良市が792人、橿原市が361人、生駒市が288人、香芝市が216人、大和郡山市が179人、天理市が149人、桜井市、大和高田市がそれぞれ131人、宇陀市が75人、五條市、三郷町がそれぞれ68人、斑鳩町が66人、広陵町が63人、葛城市が62人、王寺町が57人、御所市が56人、上牧町が55人、大淀町が50人、田原本町が41人、平群町が35人、河合町が26人、高取町が24人、川西町が19人、下市町が13人、山添村が12人、三宅町が8人、安堵町が7人、明日香村、吉野町がそれぞれ6人、曽爾村、御杖村、東吉野村がそれぞれ2人、十津川村、天川村がそれぞれ1人になっています。
また、県外が32人になっています。

【奈良県が緊急会見 「基本的な感染対策の徹底を」呼びかけ】。
新型コロナの1日の感染者が県内で初めて3000人を超えて過去最多を更新したことを受け、県は、緊急の会見を開きました。
会見で平夏来医療政策局長は、「検査の陽性率がこれまでに比べて高くなり、医療機関でもスタッフの感染が増えて、対応が厳しくなっていると聞いている。引き続き、感染動向を注視しながら、県民が安心して過ごせるよう医療提供体制の維持を図っていく」と述べました。
また、杉中泰則政策参与は、「感染者数は高い状態で推移しているが、日ごとの多少を議論するのは適切でないと考えている。ウイルスの特性を把握し、現時点でできることを冷静に対応していきたい」と述べました。
そのうえで、「基本的な感染対策は変わらない。マスクの着用や換気、消毒といった対策を引き続き続けてもらいたい」と呼びかけました。