熱中症で倒れていた高齢者救助 女性に警察から感謝状

7月、奈良県御所市の国道沿いで熱中症で倒れていた高齢の男性を救助した女性に、16日警察から感謝状が贈られました。

感謝状が贈られたのは、大淀町に住む主婦の田里麻里絵さん(40)です。
田里さんは、7月29日の午前10時半ごろ、御所市の国道を車で走っていたところ、道路脇の草むらに座り込んでいた76歳の男性を見つけました。
不審に思いながらもいったん通り過ぎましたが、「こんな場所で座り込んでいるのはおかしい」と思って戻ると、男性が倒れていたため、110番通報をしました。
その後、救急車で病院に運ばれた男性は、熱中症と診断され、10日間入院したものの、無事に回復したということです。
奈良地方気象台によりますと、この日は午前10時には、奈良市ですでに31.8度を観測する真夏日となっていて、環境省が公開している「暑さ指数」は「厳重警戒」のレベルとなっていました。
16日高田警察署で行われた感謝状の贈呈式では、日野義弥署長が「機転と行動力が人命救助につながった。ありがとうございます」と述べて感謝状を贈りました。
受け取った田里さんは、「この日は暑かったので熱中症になったらいけないと思って現場に戻りました。また同じようなことがあればすぐに通報しようと思います」と話していました。