奈良県“医療体制まだ余裕 対策徹底を” 新型コロナ対策会議

県の新型コロナ対策本部会議が開かれ、県内の新規感染者数は増えているものの、医療提供体制にはまだ余裕があるとして、引き続き、基本的な感染対策の徹底を呼びかけることを決めました。
また、荒井知事は、政府が新たに導入した「BA.5対策強化宣言」について、現時点では出さない考えを示しました。

県庁で開かれた対策本部会議では、現在の感染状況について担当者から▼6月下旬以降、新規感染者が急増し、第6波を大きく上回っている一方で、▼4月から県独自に酸素投与が必要な人などを優先的に入院させる運用を行っていることから、9日時点での重症病床の使用率は39%と、医療提供体制にまだ余裕があることが報告されました。
そのうえで、県では社会経済活動を維持しながら感染拡大に対処する必要があるとして、改めて基本的な感染対策の徹底を呼びかけました。
会議のあと、荒井知事は、県内でも8割以上がオミクロン株の一種「BA.5」に置き換わっているという認識を示したうえで、政府が新たに導入した都道府県が独自に感染対策を強く呼びかけることができる「BA.5対策強化宣言」について、「従来からやっていることも含まれているので宣言の名前を使わないだけだ」として、現時点では宣言は出さない考えを示しました。
さらに、「全数調査の意味はなくなってきており、見直していただければありがたい」と述べました。