自民奈良県連が会見 “演説7日急きょ決定 開始直後に発砲”

安倍元総理大臣が奈良市で街頭演説中に倒れ、救急車で搬送されたことを受けて、自民党奈良県連が記者会見を行いました。
この中で、安倍元総理大臣が演説を始めた直後に倒れ、救護の最中には受け答えをしている様子はなかったことを明らかにしました。

自民党奈良県連は、奈良市内の事務所で、午後1時ごろから、県連の副会長の堀井巌参議院議員らが記者会見を行いました。
それによりますと、8日午前11時10分ごろから、参議院選挙の奈良選挙区に立候補している自民党候補者の街頭演説を行っていて、安倍元総理大臣は、午前11時19分ごろに現場に到着したということです。
安倍元総理大臣は、到着後、しばらくは集まった聴衆に手を振るなどしていましたが、午前11時29分ごろに応援演説を始めたということです。
そして、その直後の午前11時半ごろ、発砲があったということです。
自らも演説に立ち会っていたという堀井議員は「安倍元総理大臣が話している時に、突然、大きな音が2回鳴り、その後、安倍元総理大臣が倒れた。救護の人たちが心臓マッサージをしていたが、受け答えをしている様子は、私が見ている範囲ではなかった」と当時の状況を振り返りました。
堀井議員によりますと、安倍元総理大臣が演説に訪れることは、7日午後に、急きょ決まり、一般市民向けには自民党候補者のTwitterや街宣車のアナウンスで周知していました。
集まった聴衆は安倍元総理大臣らが演説を行った場所の両脇の歩道にいて、現場では、スタッフ15人が整理にあたっていたということです。
演説を行っていた背後は車を駐車していたため、聴衆が立たないようにしていて、演説の時は、皆、同じ方向を向いていたということです。