荒井知事“感染者数増で対応策検討 観光キャンペーンは継続”

新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向に転じたことを受け、奈良県の荒井知事は感染状況を注視しながら対応策を検討していく一方で、観光キャンペーンについては継続していく考えを示しました。

奈良県内の新型コロナウイルスの新規感染者の数は6日、およそ2か月ぶりに400人を超えるなど、今月に入って増加傾向に転じています。
これについて荒井知事は7日行われた定例の記者会見で「感染が全国的に増えていて、奈良県も同様だ。県では入院患者のトリアージを行っているため、これまでのところ病床のひっ迫はないが、今後、さらに増えてきた場合、通常医療用にした病床をコロナ用に戻すことも考えたい」と述べ、感染状況を注視しながら対応を検討する考えを示しました。
また、クラスターの発生を防ぐため、これまで医療機関や高齢者施設などに求めていた「感染対策責任者」の設置を、新たに学校や保育所などにも求めたことを明らかにしました。
一方、今月(7月)から始まった県外の人も対象とする観光需要喚起策、『いまなら。キャンペーン2022プラス』については、「奈良県は感染防止と日常生活の両立に取り組んでいる。医療提供体制や県内の感染状況を踏まえると、事業を継続したい」と述べ、今のところ中止はしない考えを示しました。