奈良市 冷蔵保管期限過ぎたワクチン 52人に誤接種

奈良市の医療機関で、冷蔵保管する期限が過ぎた新型コロナワクチンを52人に接種するミスがありました。

奈良市によりますと、市内の医療機関で、ことし3月11日から4月2日までの間に、20代から70代の52人に冷蔵保管の期限が過ぎたワクチンを誤って接種したということです。
市が医療機関から提出された書類でワクチンの使用状況を確認していたところ、ミスに気づいたということです。
使われたワクチンはファイザー製で、冷蔵で保管した場合、31日以内に使用することになっていますが、医療機関の担当者が用紙に記載された保管期限が過ぎていることに気づかなかったということです。
市によりますと、いまのところ健康被害の報告はないということで、引き続き、誤って接種を受けた人たちの健康観察を続けることにしています。
また、奈良市内の別の医療機関では、10代の女性のワクチンの3回目の接種の際に誤ってモデルナ製のワクチンを接種するミスがあったということです。
3回目、4回目の追加接種では、モデルナ製ワクチンの使用は18歳以上となっていますが、市によりますと、いまのところ女性に健康への影響は見られないということです。
市は再発防止に向けて、医療機関への指導を徹底することにしています。