“涼”を感じて 金魚モチーフのアート作品展 三重 菰野町

暑さが増す時期にあわせて、涼しげな金魚をモチーフにしたアート作品の展示会が、三重県菰野町の美術館で開かれています。

美術館でも涼を感じてもらおうと菰野町にあるパラミタミュージアムで開かれている展示会には、愛知県出身の美術作家、深堀隆介さんをはじめ、あわせて11人の作家の作品、176点が展示されています。
このうち、深堀さんの「しんちうや」はおけに透明な樹脂を流し込み、アクリルの絵の具で金魚を描くという作業を何度も繰り返してつくった作品で立体的な仕上がりとなっています。
また、兵庫県の小林美幸さんの「金魚卸・販売店御幸苑」は、店を再現した幅と奥行きが1メートルのジオラマ作品で、水槽の中の金魚1匹1匹までが丁寧に作り込まれています。
パラミタミュージアムの衣斐唯子学芸員は「リアルな金魚からかわいらしい金魚まで、さまざまな金魚が会場の中を泳いでいます。ぜひお気に入りの金魚を探してみてください」と話していました。
この作品展は、7月29日まで開かれています。