名古屋のテレビ塔にゴジラがやってきた 70歳どうしが再会

テレビ塔として親しまれている、名古屋・栄の「中部電力 MIRAI TOWER」に、かつて映画の中で破壊されたことがある、巨大怪獣「ゴジラ」がやってきました。テレビ塔とゴジラ、いずれも誕生70年を記念しての「再会」です。

テレビ塔の前にある、公園には、19日、「ゴジラ」の像が設けられ、除幕式が行われました。愛知県の大村知事や名古屋市の河村市長、それに、映画「ゴジラー1.0」の監督らが、幕を取り除くと巨大な「ゴジラ」が姿を現しました。
テレビ塔と「ゴジラ」は、いずれも1954年に誕生しました。
その10年後に上映された映画「モスラ対ゴジラ」では、ゴジラがテレビ塔を破壊するシーンもありました。
今回、互いに、誕生70年となったのを機に、「再会」のイベントが行われることになりました。
イベントは、9月23日まで行われ、テレビ塔の展望台で、名古屋の夜景にゴジラが登場するプロジェクションマッピングの催しを開いたり、70年の、名古屋の街とゴジラの軌跡を振り返るコーナーを設けたり、さまざまなイベントが予定されています。
名古屋テレビ塔の大澤和宏社長は「皆さまの支援のおかげで70周年を迎えられました。ゴジラとのイベントが栄の新しい魅力づくりの起爆剤になってほしい」と話していました。