端午の節句を前に 子どもが武者姿を体験 三重 伊勢

5月5日の端午の節句を前に、三重県伊勢市では、子どもたちがよろいかぶとの武者姿を体験する催しが開かれています。

この催しは、伊勢神宮の内宮近くの土産物店などが並ぶ商業施設で、子どもの健やかな成長を願う端午の節句にあわせて開かれています。
会場で、子どもたちは着物を着付けてもらったあと、子ども用のよろいかぶとを身につけ、りりしい武者姿に変身しました。
そして、一緒に訪れた母親たちは、わが子の様子を写真におさめようと、スマートフォンで盛んにシャッターを切っていました。
また、子どもたちは、かぶとを外して頭に鉢巻を締めてもらい、模造品のさやに入った刀を手につばぜり合いのホーズを決め、武士の雰囲気を楽しんでいました。
地元の伊勢市から子どもと訪れた母親は「子どものいつもと違う姿が見られてとてもよかったです。これからもすくすくと育っていってほしいです。成長を楽しみに見守りたいと思います」と話していました。
この催しは伊勢市のおかげ横丁にある「大黒ホール」で5月5日まで開かれます。