警察署長会議で災害対策に力を入れるよう指示 愛知県警

愛知県警察本部で新年度の方針について話しあう「警察署長会議」が開かれ鎌田徹郎本部長は能登半島地震を受けて災害対策に力を入れるよう指示しました。
24日午後、愛知県警察本部で開かれた「警察署長会議」には、県内45の警察署の署長や警察本部の幹部など142人が参加しました。
会議の中で鎌田徹郎本部長はことし1月に起きた能登半島地震に触れ、災害対策に力を入れるよう指示しました。
鎌田本部長は「能登半島地震ではライフラインが途絶えたり非常電源が損壊するなどして機能不全となった警察署もあった。大規模災害は、いつ、どこで発生してもおかしくない。いかなる事態にも迅速・的確に対処する能力が求められている」として日ごろから実践的な訓練を重ね関係機関との連携を強めるよう指示しました。
このほか、鎌田本部長はいわゆる「闇バイト」で実行役を集めて特殊詐欺や強盗などを繰り返す「匿名・流動型犯罪グループ」やその背後にいる暴力団の取り締まり、交通死亡事故の抑止などにも力を入れるよう指示しました。